【金沢 大正ロマン】洋装と和装のMIXスタイル
2024年12月17日
明治大正ロマン薫る
「石川四高記念文化交流館」
明治維新以降、当時の女学生たちは
新たな西洋の文化を積極的に取り入れ
ファッションにも反映しました。
当時のファッションは「洋服と和装のMIX」
和装に洋風のアイテムを取り入れたり、
洋服に和装のアクセントを加えたりする
斬新なスタイルが流行しました。
伝統的な着物のスタイルに
洋風の要素を取り入れた金沢きもの花恋の
レトロなオリジナル着物。
貴重なアンティークレースをあしらった装飾や
ヴィンテージ生地を使用した着物に
ブラウスや帽子・洋靴を組み合わせたスタイル。
江戸時代から現代までの時代の息づかいを
感じるレトロモダンな金沢の息吹を感じる
ことが出来ます。
石川四高記念文化交流館
金沢を象徴する赤レンガ校舎。
1887年に官立旧制高等学校「第四高等中学校」
の本館として建てられた赤レンガ校舎。
兼六園からほど近い、いしかわ四高記念公園内にあります。
建築当初の外観や教室・廊下・階段など今もなお
残されている、貴重な歴史的建造物です。
*当時のままの教室
*階段の手すりの彫刻など当時のまま
国の重要文化財に指定されている校舎は
表門が南の方角を向いていることから
晴れた日には陽光が赤煉瓦に降り注ぎます。
また、雨の日には雨に濡れた赤煉瓦が
しっとりとした風情を醸し出します。
明治から昭和初期にかけて「学都」金沢を
牽引してきた旧制四高は、
長く金沢の人たちの誇りとなってきました。
明治時代に香林坊が金沢で一番の繁華街と
なったのは、
香林坊に隣接する広坂に四高のキャンパスが
置かれたからだと言われているほど、
四高生は近代日本のエリートとして金沢の
トレンドを牽引する存在でした。
※令和6年(2024年)1月1日に発生した
能登半島地震の影響により、
石川四高記念文化交流館は当面の間
臨時休館中です。