【金沢着物レンタル】 隠れた撮影スポット 主計町
2024年11月19日
隠れた着物撮影のスポットなんです
多くの観光客が集まるひがし茶屋街は
「人通りが多くゆっくり撮影できない」なんて方も
いらっしゃいます。
そんなお客様には隣の「主計町」いかがでしょうか?
浅野川の気品に満ちた透明感溢れる
表通りを一歩折れただけで、
昼間でも薄暗く裏道があります。
この裏通りこそが、主計町の魅力の真骨頂。
どこからともなく笛や太鼓の音が幽かに
聞こえることもあり、
まるで異世界に通じる空間のようです。
五木寛之氏が命名「あかり坂」
あかり坂の登り口に標柱があり、
そこに五木寛之氏の言葉が刻まれています。
曰く、「暗い夜のなかに明かりをともすような
美しい作品を書いた鏡花を偲んで、あかり坂と名づけた。
あかり坂は、また、上がり坂の意(こころ)でもある」。
「暗がり坂」と比べて燦燦と明るいから
「あかり坂」、というわけではなく、
「暗い夜の中でも明かりをともすような」と
五木氏が述べているように、
それはあくまで五木氏の印象としての鏡花の志であり、
願いとしての「明るさ」なのだと言えるでしょう。
「あかり坂」のほうも、一日のうち
日が差し込まない時間が長くて薄暗い
森閑とした場所ではあります。
しかし、ネーミングのせいでしょうか
こちらの「あかり坂」のほうが「暗がり坂」より
気持ち明るめに感じてしまう人が実際に多いのだとか。
日本には古来より、声に出した言葉が、
現実の事象に対して何らかの影響を与えるのではないか
という言霊という言葉があります。
もしかして、「あかり坂」と呼ばれるようになってから、
ほんとうに明るさが増したのかもしれませんね。
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