成人式に振袖を着る理由
2019年1月13日
成人式に振袖を着る理由
成人式の日、
街は振袖姿の若い女性
でにぎわいます。
その光景は美しく華やかで、
見ているだけでお祝いムードを
楽しむことができます。
でも、どうして成人式に女性は
振袖を着るのでしょうか?
意外と知らない人は多いようです。
振袖は若い女性の礼服
洋服の場合、
時と場所に合わせて、
カジュアルウェア、フォーマルウェアと
着る服を変えます。
着物も同じで、留袖、付け下げ
訪問着、振袖などさまざまな着物があり
時と場所により、着るものが異なります。
未婚の若い女性の礼装は振袖となります。
成人式は、冠婚葬祭の「冠」にあたる儀式
つまり「最も格式の高い場」です。
ですから、女性は礼装となる振袖で
のぞむのがマナーというわけです。
振袖には厄除けの効果がある
現在、振袖と言えば若い女性の着物ですが
かつてこどもにも振袖を着せていた時代が
ありました。
これは長い袖を振る仕草が
「魔を祓う」「厄除け」になると
思われていたためです。
こどもが病気や厄にとり
つかれないように
という願いを込めて、
振袖を着せていたのです。
振袖は厄除けアイテムでもあるんです。
成人の日は「大人になったことを自覚し
みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日。
新成人の方は誇りを持って
周囲の人は祝福の気持ちを持って
素敵な一日にしたいものです。