石川門「白門」と東大「赤門」の深~い関係
2018年12月5日
石川門「白門」と東大「赤門」の
深~い関係!
重要文化財の石川門は
鉛瓦(なまりがわら)、白壁
なまこ壁の白っぽい装いから
「白門」の別名があります。
一方、
加賀藩には赤門と呼ばれる
門もありました。
現在の東大のシンボルに
なっている、あの「赤門」です。
東大のある東京都文京区本郷は
江戸時代、加賀藩の江戸屋敷が
あったところで、
赤門は加賀藩江戸屋敷の御守殿門
なのです。
この門は、1927(文政10)年に
11代将軍徳川家斉(いえなり)の
娘・溶姫(ようひめ)が
加賀藩13代藩主前田斉泰(なりやす)に
輿入れした時に造られました。
大名家が将軍家から嫁を迎える際は
住居の御守殿に合わせ朱塗りの
門を建てるのが習わしだったのです。
一説には赤門の屋根は金箔瓦葺き
だった説も!
東大の本郷キャンパスの正門は
別にありますが、赤門を正門と
勘違いしている人も少なく
ありません。
同様に金沢城の白門(石川門)も
正門ではないんです!