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金沢(観光)の浴衣レンタルはヘアセットも可能な花恋 -Karen-へ!着付けの方法

金沢で浴衣レンタルをご検討中の方、着付け方法や似合う髪型でお困りではありませんか。ここでは、金沢で浴衣レンタルを行う花恋 -Karen-が、浴衣の着付け方法や浴衣に似合うおすすめの髪型までご紹介します。

花恋 -Karen-では、プロによる着付けはもちろん、ご要望があればヘアセットにも対応しています。金沢への観光で浴衣レンタルをお考えの方は花恋 -Karen-をご利用ください。

そもそも浴衣と着物の違いって?

「浴衣と着物の違いって何ですか?」この質問をよくいただきます。知っていそうで知らない違い。せっかく浴衣や着物を着るなら知識として身につけておきましょう。前知識があった方が楽しい時間を過ごせるはずです。浴衣は着物と形状が変わりませんが、着用時期や使用されている生地、長襦袢を着るかどうかなどに違いがあります。それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

浴衣の特徴

  • 浴衣は夏に着用する薄手の着物
  • 生地は木綿・ポリエステル・麻などを使用
  • 昔は寝間着として利用されていた
  • 長襦袢は着ない

着物の特徴

  • 一年中着用できるのが着物
  • 生地は絹・木綿・ウールなどを使用
  • 普段着(外出用)として利用されてきた
  • 長襦袢を着る

最近では、花火大会や夏祭りなどで浴衣を着用する方や、フォーマルな場所へ着物を着用する方が増えてきました。ぜひこれらの特徴を覚えておいて、浴衣・着物をお楽しみください。

浴衣の着付け方法

準備

まずは、浴衣、帯板、腰紐2本、和装下着、和装ブラ、伊達締めを用意してください。ヘアセットは済ませておくこと、そして、全身が映る鏡があれば便利です。

1.背中の中心と浴衣の中心を合わせる

まずは、肌襦袢を着て浴衣を羽織りましょう。両方の袖を引っ張って背中の中心と浴衣の中心を合わせます。

2.裾のラインを決める

背中の中心と浴衣の中心を合わせたら、次は足元の高さを決めます。裾の長さはくるぶしと床が平行になるくらいが綺麗に見えます。

3.上前と下前の幅を決める

背中の中心がずれないように、左手の上前を体の右側の腰骨に合わせます。今度は、上前の幅がずれないようにそっと開き、右手の下前を左脇へ。下前の端は10センチほど上げてください。

4.上前をかぶせる

下前の位置を保ったまま、上前をかぶせましょう。上前の端は5センチほど上げるようにするのがポイントです。上前と下前の位置がずれないように、左手で右側の腰骨を押さえていてください。

5.腰紐を巻く

押さえている右側の腰骨の少し上に腰紐を当てます。そのまま腰紐を背中側に回し交差させて前に持ってきましょう。着崩れしないように、引っ張りながら締めてください。

6.腰紐を結ぶ

腰紐を前に持ってきたら、蝶結びか片輪結びでまとめます。蝶結びよりも片輪結びの方がおすすめです。コブが小さいので浴衣をすっきり見せてくれます。余った腰紐は、適当に挟んで落ちてこないように整理しておきましょう。

7.たるみを伸ばしておはしょりを作る

左右の脇の開いている部分(身八つ口)から手を入れて、たるみを伸ばしておはしょりを作ります。腰と平行になるように作るのがポイントです。前側も後ろ側も同じように行ってください。

8.衣紋を抜く

片手で左右の衿先を持ち、もう片方の手で背中の中心をつまんで軽く下に引っ張ってください。衣紋の抜き具合はこぶし一つ分が目安です。

9.下前・上前を整えて衿の位置を決める

もう一度、身八つ口から手を入れて、下前を引っ張って整えましょう。下前を整えたら上前を整えます。下前と上前を整えながら、のどのくぼみが隠れるぐらいの位置で衿を交差させてください。

10.腰紐で固定する

もう1本の腰紐で上半身や衿の位置を固定します。胸の下辺りで腰紐を交差させてください。最初に結んだ腰紐と違って、そんなにしっかり引っ張って固定する必要はありません。蝶結びか片輪結びでまとめてください。ここでもなるべく片輪結びがおすすめです。

11.シワを取る

腰紐を結んだらシワができてしまうので、シワを伸ばしましょう。前側も後ろ側も同じ方法で行います。腰紐と浴衣の間に手を入れて、体の中心から脇に向けてシワを伸ばしましょう。さらに、おはしょりの下を軽く引いてシワを取ります。

12.伊達締めを結ぶ

2本目の腰紐の上から伊達締めを結びます。伊達締めの幅の広い部分を前に当てて、たるみを隠すように結びましょう。衿元やおはしょりが崩れないように注意してください。

ここまでが浴衣の着付け方法です。

帯の結び方

続いて帯の結び方をご紹介します。帯は、最終的に結び目の中心になる部分を「手」、胴に巻き付ける長い方を「たれ」と呼びます。

1.「手」の長さを決める

「手先」を半分の幅に折って、腕と同じくらいの長さを取ります。この時、表に出したい柄を見えるように、そして折り目が下になるように帯を持ってください。

2.帯を巻く

「手」の部分を肩に置き、「たれ」の部分を胴に巻き付けます。二周巻いたところで「手」と「たれ」を左右に引き締めてください。

3.「手」と「たれ」を重ねて結ぶ

「手」で「たれ」をくるむようなイメージで結んでください。「たれ」を三角に折り、「手」が上になるようにかぶせた後、下からくぐらせてしっかり結びます。

4.結び目を縦にする

先ほどできた結び目が縦になるように締め直します。帯を崩れにくくするために、結び目を帯の上に乗せるのがポイントです。

5.「たれ」を広げて羽を作る

「手」を肩に乗せて、「たれ」を綺麗に広げましょう。広げた「たれ」は端から内側に畳み込み、羽の部分を作ります。羽の幅は自分の肩幅と同じくらいです。

6.ひだを作る

羽が帯の中心にくるように調節します。羽の中心をとり、羽の中心がM字型になるようにひだを作りましょう。

7.「手」を下ろして巻き付ける

ひだができたら、肩に乗せておいた「手」を下ろし、M字型のひだの上にかぶせます。「手」を結び目の下から通して、しっかりと引き上げてください。

8.あまりを入れ込む

「手」を帯と浴衣の間に入れ込み、真下に引き下ろします。引き下ろしてあまった「手先」は帯の中に隠してください。

9.時計回りに帯を回す

羽の形を整えたら、右手で結び目を、左手で帯の横や後ろ側を持って時計回りに帯を回します。一気に回そうとするのではなく、衿が乱れないようにゆっくり回しましょう。

10.帯板を入れる

帯にシワがよらないよう、帯板を入れます。帯板は縦に入れて回すようにすると綺麗に入ります。

ヘアセットどうしよう!浴衣に合う髪型をご紹介!

ここでは、浴衣に似合う髪型をご紹介します。どんな長さでもポイントになるのは、崩れにくいアレンジにすること、ルーズになりすぎず「清潔感」を大切にすることです。浴衣に合う髪飾りを取り入れてみるなどの工夫もして、浴衣を楽しみましょう。

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髪の短い方は、髪全体にウェーブ感を出して浴衣に似合うようにヘアセットしてみてはいかがですか。カラーリングを変えてみたり、物足りなさを感じた時は小物を使ったりするのもおすすめです。

金沢の観光で浴衣レンタルするなら花恋 -Karen-

金沢への旅行・観光で浴衣レンタルをお考えの方は花恋 -Karen-をご利用ください。様々な柄の中から気になった浴衣をお選びいただけます。着付けはプロが行い、オプションでヘアセットまで可能です。浴衣レンタルで金沢観光に特別な思い出をプラスするのはいかがでしょうか。花恋 -Karen-は浴衣レンタルで特別な時間を過ごすお手伝いをします。まずはお気軽にお問い合わせください。

金沢で浴衣レンタルをお考えなら花恋 -Karen-へ!

サイト名 金沢きもの花恋
店舗名 金沢きもの花恋
住所 〒920-0931 石川県金沢市兼六元町2-4
TEL 076-204-9414
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定休日 不定休(ご予約優先)
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